一戸建て購入の流れを解説

・まずは予算と住宅のイメージ作り
ここまでは自分の収入から見た住宅の予算について考えてきました。
どれぐらいの金額が必要なのかイメージできたところで、これから一戸建てを建設するための具体的な検討に入ります。
ここで、一連の流れを確認しましょう。

第一に、これまでしてきたように予算を検討します。
その上で住宅全体のイメージを作ります。
後者は自分たちの生活スタイルから、住宅に望む条件を考えることです。
ここまで来れば、私たち素人だけで出来ることはひと段落。
プランのさらなる具体化のため、次からはプロの手を借りましょう。

・プロのパートナー選び
いよいよ住宅メーカーや工務店など、施工業者を探すわけですが、これまで住宅を購入したことのない１次取得者からすると、テレビCMで見掛ける会社ぐらいしか知らないのが普通でしょう。
探し方としては、購読している新聞があるなら週末の折込チラシや紙面広告を参考に完成見学会に出掛けてみてください。
もしくは十数社が出展しているような住宅総合展示場を訪れてみてもいいかも知れません。
各社が選りすぐりのモデル住宅を展示しています。
土地は自分で所有している場合は結構ですし、持っていない場合は不動産会社で探すか、住宅メーカーに相談して手持ちの土地を紹介してもらうか、探してもらいましょう。

施工業者や土地が決まったら、いよいよ間取りの作成や見積もり依頼に入りましょう。
まずは自分たちの住宅への考え方や生活スタイルを業者に伝え、プロの目を交え、どんな間取りをベースに、どこをどう自分流にアレンジすれば良いか考えます。
細部に至る仕様まで決まったら、見積もりを依頼します。
住宅購入には土地代、建物代に加え、税金費用や家具・家電の購入費用も発生するので、そうした出費も考慮に入れて見積金額と予算を見比べてください。

納得のいく打ち合わせができたら、いよいよ契約、着工、完成（竣工）、引き渡しに進みます。
注文住宅だと、購入までに早くても数カ月、長ければ数年という月日を要します。
長丁場で息切れする時もあるかも知れませんが、それだけの心血を注いだ住宅で過ごす日々を夢見て、頑張ってください。